2016年 1月 11日 仲良し4人組
昨夜、ひさしぶりに小学校からの仲良し4人組が集まって、時が経つのも忘れ語り明かしました
1人は学校の先生。もう1人はアメリカ在住のキャリアウーマン。
毎年この時期に帰国し、彼女の号令のおかげでこうやって集まれます
そしてもう1人わたしの大切な親友。「ゆみちゃん」
正確にいうと彼女は若くして病気で亡くなっているので、いつもはこの次元にはいません。
でも年に1度みんなで集まるこの日は必ずそばにきて一緒に笑ってくれていると感じるのです。
今夜はゆみちゃんのことを話します。
「メイドインコットンを趣味じゃなく仕事にしてみたいんだ」と初めて打ち明けた人がゆみちゃんでした。
まだ未熟で下手くそなわたしだったのに、ゆみちゃんは言ってくれた。「なおちゃんの夢をわたしは応援する練習台だと思ってわたしのものをいっぱい作って」と。
ブサイクなベア、へたくそなバッグ、ダッさいラインのワンピース、、、。
どれもこれもお金をいただけるようなレベルではなく、それでもゆみちゃんはなんでも喜んで買ってくれた。
お金なんていらないといっても「次の仕入れができないでしょ」と気遣ってくれる。
わたしの作ったものを箱にいれてあちこち宣伝して走り回ったり、納期がきびしい日は子供達の面倒もみてくれた。
どんどん注文が入るようになり「仕事」らしくなった時は自分のことのように喜んでくれた。
徹夜で仕事をこなして、ぶっ倒れるわたしにあったかいご飯を作って食べさせてくれた。
布団をひいて寝かしてくれた「なおちゃんの作品はあったかくて、人を幸せにする力があるんだ。だからがんばれ」って。
恩返しすることもできないままある時 無断で天国にいっちゃった、ゆみちゃん。
悲しくて自分が情けなくて もう続けられないと、何もかも放り投げたまま泣き続けた日もあった。
けど 今のメイドインコットンは、ゆみちゃんが一緒につくりあげてくれたもの。
ゆみちゃんがワクワクしてくれる作品を お客様が喜んでくれる仕事を、命のある限り続けていくことが、今からでもできる恩返しなんだと。
ふと、気づきました。
ゆみちゃん
これからも頑張るよ。だから なおちゃんのことをずっと見守っていてください。
こころから
心から ありがとう
また来年 4人で会おうね (^∇^)
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